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長月 4

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      人は生まれ 人は逝っての 繰り返し その都度ドラマ 性懲りも無く       雨ふるぞ 叫び続けりゃ そのうちに 何処かで大雨 それって予報  

長月 3

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            ほとんど 返信来ない 暑中見舞い あたかも「認知」の チェックリスト       しばらくは この森と在り 年中 花愛で鳥聴き 毒キノコ蹴り  

長月 2

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             汽水に 白き腹晒す 鰡1尾 茹ってのぼせ 境を越え       遺すもの 見えないもの 見えるもの そのうち全て 雲散霧消  

長月 1

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 避けて来た これまでずっと 愁嘆場 それでも漏れる 蛇口のよに 暑くて 息がし辛い 限度かな もっと上がれば 燃え始めるかも

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       焼けるよな 陽射し痛くて 考え込む 果たしてここは 生きる処や       惚けしは 辛い現実 回避する 次善の策かや 無事が本懐

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       応援は 一瞬止んで 又始む この間の妙味 蝉も弁え       大煽り 津波来るぞと 騒ぎ立て 解明至らず 世間に晒し

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                             何が要る 木陰で憩う 夏の午後 満ちた心 諦めの果て               夏の森 変化乏しく 生気のみ ひたすら鳴く蝉 聴き入る人