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卯月・5

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        花の時 人の亡くなる しばしばに せめてもの想い 浮き立つ季節       桜花向け 強き風暴る あの時も 風避け身寄せ 皆 口に歌  

卯月・4

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  花見れば 過ぎ去りし人 思い出す 美 哀しさ呼び 常世匂わす  人知れず 野辺に倒れて 死を待てば ただ風の音さえ 懐かしき

卯月・3

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      突然に 消え去った人 思い返す 10の絵葉書 語るは筆致       虚を突かれ 舞い込む訃報 散り乱す 長い歳月 一瞬に見ゆ  

卯月・2

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        限りなく 寄せては返す 浜辺にて 沖行く船の 律儀な音聴く        突如 キーキー叫び 飛び立つは 初春の野辺 闖入これあり

卯月・1

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         寛いで 湯舟浸れば 温まり 癌細胞も 易々食われ  

弥生・9

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      真夜中に 目覚め徒然に 思い巡らす 過ぎ去りしこと 又つい寝入る       穏やかな 海沿いの道 陽浴びつつ 歩を重ねて 森で寝転ぶ  

弥生・8

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      安心の この青い空 続かぬと 想像だに 恐ろしくなる     死ぬ朝まで 歩き続け 地球と 直に接して 戻って行きたい