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卯月・8

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            ふと浮かぶ 一句がヒント 心奥の 閉ざした思い 新たな戸開く

卯月・7

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        見上げれば 木枝の先に 青空が 雲白く浮き 暑さ蒸せる  

卯月・6

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  雨の前 醸される不穏 風荒び 一挙に攫う 長閑な世界   

卯月・5

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        花の時 人の亡くなる しばしばに せめてもの想い 浮き立つ季節       桜花向け 強き風暴る あの時も 風避け身寄せ 皆 口に歌  

卯月・4

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  花見れば 過ぎ去りし人 思い出す 美 哀しさ呼び 常世匂わす  人知れず 野辺に倒れて 死を待てば ただ風の音さえ 懐かしき

卯月・3

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      突然に 消え去った人 思い返す 10の絵葉書 語るは筆致       虚を突かれ 舞い込む訃報 散り乱す 長い歳月 一瞬に見ゆ