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三首

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             モーツアルト 耳にしながら 冬の風 収まりがいい 人が逝く朝                         知らされる 力の在処(ありか) M1(エムワン)よ       好みも全て 若者の手に       歩いても 歩いても先に 届かない 何故と自問す 掟忘れて

三首

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          帰り道 何時も誓ってた 明日頑張る 誓うだけだと 見透かしながら         恰好の 言い訳直ぐに みつかる 言い訳廃れば 世界は荒ぶ         拙くて 見苦しかろうと 生き続け 訳の分からぬ 運命に沿う

三首

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               肝心な 時を逸する 巡り合わせ ほんの心の 隙が呼び込む         そんなこと 息をするよな 争いは 後味悪く 苦味口中に       瑞龍山 初釜の席 艶やかなり 先輩の着物 時を経て想う

三首

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       ハンディだな 遅れてスタート このレース 狭い了見 親 子を縛る       サラリーマン 誇ることなし 奴隷のごと 須くを 仕切られまくり       思いの丈 整理すれば スペース空き 言葉にならない 思い生き返る

三首

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        恩師云う 好きなのあげる 惜別に 選んだ水彩 「紫陽花」慈愛    あの冬の 御嶽凍て 風荒び 二世を誓う 二人の初の旅                                 反猫派 ゴミを出すなと 猛抗議 猫らも森で 暫し様子見                                    

二首

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          『鳥飼い』 『ブッシュミルズ』『ビーフィーター』          強きアルコール 美味しさのもと                                      縁薄き 顔さえ不確か でもよく想起          なにゆえなのか 答えはDNA

三首

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       寒き風 フードで防ぐ 樹木の間 落ち着いた空気 今だけの堪能  松針葉 顔打ち驚き 反応の 遅さ今更 ジョウビタキわらう  安らかなり 昨日と同じ バスタオル 些事とはいえ 変化は無用

三首

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     風の森 遠吠え聞ゆ 昼の前 慌ただしげ 不穏さ秘め  寝入る時 このまま死んだら 大儀なしと 想い慣れつつ 何か欠くかな  抜け殻を 冬にみつけて 訝しむ 風雨に耐えた 葉の落つとともに

三首

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        直下する ネムノキの葉 鋭く落ち 優美な花と イメージ遠く       どんな本 読まれてますか そのココロ 自分のことが ただ言いたくて       引き籠り 徐々に脱す 認知の友 どこから還り どこへ行こうと

三首

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                          集中す 小さき孫に 感嘆し 生きいく術の 安堵を想う                        良しならず いつまで生きても 限りなし 当たり前のごと 先の予定立て                       まだ危険 コロナの脅威 最前線 街の医院の 隠れた奮闘