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三首

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      ひたすらに 探し求める それは何 時の刻みや 常に在るもの                        今こそ 時の刻みの 核心にて 後も先も 要は虚像なり       愛される 愛する 同義 人の知る 愛さない人 愛されはしない  

三首

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          時空をば 超えて初めて 付き合いと 悟る前には 数多の「親友」         折につけ 思い至りし 数々は ふとの折にて 言葉になりぬ         かの人は 縁薄なれど 何故かしら 思い起こすこと  少なからずや

三首

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               風に乗る トンビのよに 一見 寒さにめげず 気楽に遊ぶ       日差しあり 風は強くて 凍てつくが 何を睥睨し 空独り占め                        早く死ぬ 長生きをする 何が違う 苦の長短 後悔のそれ

二首

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        違う日に するぞと意気込む 朝初め 区別ない日々 意味のない時間       幼子は 殺人者に なろうとも 国の宝なり 必須のピース故

三首

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                  料理とは 胡椒確かむ ものでしか 強き爽やかさ しばし残りて             徘徊と 騒ぐ子諌む 認知の父は 戻り帰りぬ 老爺の散歩なり       認知の君 長期記憶も 薄らいで 離婚の憂き目も 忘れ去りゆく

三首

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              反り気味に ウオーキング 君滑る 周りにそぐわず 異星の人              整理する 頭の中身 無駄省き 新たな空きに 風の流るる       知らせある 友の徘徊 6年ぶり 外の空気は 飯豊と違うか       

三首 

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             三度問い 返らぬ音沙汰 案ぜらる 外地におわせば ただありなんや       死に至れば 神だと信じ 人戦う 未だに続く このメカニズム       辛かった 話聞くのが ずっと こう聞かされて ただ忸怩たる

三首

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      取り戻す 自分の時間 定年よ 馴染めなかった時 しみじみ想う   茶の道よ 二流派同時に 習いけり 菓子の造詣 ただ残りて        渋滞 生まれば代わりに 空き生まる ハーメルンの笛 誰が吹き騒ぐ

三首

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      病状を 尋ねたりしない 癌の友 反対だったら そうしてほしい              年の瀬は もの想うなり 何となく 所詮益なき 感慨の類い       口にする シングルモルト 醸し出す 独りよがりを 嘲笑うや