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0首

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三首

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                         日々の 森の小径 衣替え 馴染みの小鳥 忙しさ垣間見             木の間 縫って歩めば 森森と 緑織りなす 凛乎の世界          轢き倒す 児童数人 イライラし こんなディエヌエー やはり必須か  

三首

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      ほの甘い アキグミの花 孫に指し 香り覚ゆと やれおせっかい       目上ヘリ 轟音凄まじ 早く行け 森の静寂 染まぬ佇まい       ネムノキ 目の当たりこれに 花の咲く 水無月半ば 生まれし祝い         

三首

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             霧深く 霧笛朝から 鳴き止まず 海峡の初夏 覆い隠さる       少し先 艶やかさ誇る ネムノキや あと幾度や あい見えんや        何故に 書読むやそこに 終わりある 刹那楽しむ さも豪奢な

三首

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                                                   懸命に 頑張る姿 そこに尽く 持てる力 全て使い切り       貧しき人 偏見に満つ 縋らねば 現実まさに 過酷冷厳       人により 信号守る 守らない 己が命 人に委ねるや  

三首

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                         優しさを 受け入れる余地 限られて 愛想ないこと 少くはなし       毎年 桜を撮って 春過ぎる 変わり映えしない 写真溢れ       何を撮る 花見の写真 花の実(じつ)何が潜む 繰り返しても  

四首

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               好ましい 時を考える 唯一の 自然のヒント 何処に通ず       いずれの タンポポ可愛い 地這えば 日陰に座せば 敷き詰められれば       白映える オオシマサクラ それコブシ ソメイヨシノよ 艶やか誇る       カラスより 横着な鳩 カラスより 気弱なトンビ それでも好かれず

三首

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                         輝ける ユキヤナギ白く 咲き誇る 一つ一つの 小さき花       待っている 小鳥啄みつ 朝の道 同じか否か 人こそなれば       ユキヤナギ 見上げればそこ 機影去る 春の爆音 モヤに包まれ

三首

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            金惜しみ 税を増やす 老国の 廃れし理想 命脈の尽き       老国の 翳りを見せ 乱舞する トリックスター 狂い程なし       ありなんや 心通わす 場合さえ 水面過ぎる カゲロウの影