投稿

8月, 2025の投稿を表示しています

2 poems

イメージ
       焼けるよな 陽射し痛くて 考え込む 果たしてここは 生きる処や       惚けしは 辛い現実 回避する 次善の策かや 無事が本懐

2  poems

イメージ
       応援は 一瞬止んで 又始む この間の妙味 蝉も弁え       大煽り 津波来るぞと 騒ぎ立て 解明至らず 世間に晒し

2 poems

イメージ
                             何が要る 木陰で憩う 夏の午後 満ちた心 諦めの果て               夏の森 変化乏しく 生気のみ ひたすら鳴く蝉 聴き入る人

2 poems

イメージ
       槿やら キョウチクトウ サルスベリ 強き日差し 怯むことなし       あーやれやれ 日傘必須の 夏盛り 椋鳥 雀 木陰目指すよ

2 poems

イメージ
                       追い込まれ 落ち着かぬ夜 思い起こす 今や安逸 有難味消え       蝉の声 切実にして 枯淡かな 残す想いの 微塵もなく  

2 poems

イメージ
             炎天に 紅サルスベリ 不敵にも 怪しく映えて 凛と佇む       車窓に 蛾の亡骸 転がりて どんどん干からび 静かにミイラ                                   

2 poems

イメージ
       たじろぎて 唖然とする この暑さ 誰かの意図は 焼き尽くすのみ       訝しむ やっと蝉音 戻り来ぬ 百日紅も 照る陽に映え

2 poems

イメージ
       何が好き 何が嫌いか 見極めて せめてそれぐらい 死に会い損ね       開けようと ドアに足当て 顔顰(しか)め かくなることの 昨今多し