逃げる猫 駆ける前行く 誤解なり ただ単に前に 歩を進めてる



 

    烈風下  猫は陽を受け コロコロリ 暖か毛布 アスファルト製

    追う猫  躊躇(ためら)いがち 気付き人 ふと振り返る 寄る猫払う
    
     森には多くの猫がいて、そして多くの支援者がいる。森に歩いてくる人、自転車で
    くる人、乳母車のようなものでくる人。支援者は、ごく一部の例外を除いて女性で
    ある。これはなぜだろう?
     ところで支援者が支援している猫は特定の猫なのか、それとも不特定なのか?
     猫の名前を呼んで寄せているシーンをよく見かける。
     特定の猫と特定の支援者の間には絆があるようだ。

     餌を与えた支援者は去っていく。猫は支援者にすがっていく。いつもダメだと言わ
    れているから、おっかなびっくり、遠慮しがちなわけ。それでもついて行きたい。
     支援者は気配に気づき、振り向く。猫は許してくれるのかと思い、スッと近寄る。
     支援者は家には連れて行けない理由がある。追い払わざるを得ない。

     一連のシーンを遠くからじっと見ていた。
   
  

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