仕方なし 殺戮者 言い訳す 今漸くに 地獄門開く

 

     昨日昼のニュース番組で駐日露大使のインタビューが放送され、ブチャの虐殺について明確にこれを否定した。駐日大使から本国政府の見解と異なる見解を聞き出せると思ったのか。わざわざ殺戮者らのために公共メデイアを提供する必要があったのか。同席していた弁護士コメンテーターがいみじくも言った。家族を祖国に残してきている可能性があるわけで、その彼に何を言ってもらいたかったのか。近頃稀に見る愚かしい企画であった。

                 フヨウカタバミ


 侵攻は仕方なかったとの露大統領の記者会見を評して、自らの行動を正当化したものとマスコミは報じた。違う。元々自国民保護を標榜しての進行であった。正当化する必要性などあるわけがない。素直に取れば、これは言い訳だ。強権の独裁者が言い訳を始めたら終わりだ。


 リュック・ベッソンが大コケしたと大評判になった映画、ヴァレリアン千の惑星の救世主、を見た。何故転けたのか不思議だ。この監督の他の作品と少しも変わらない。斬新な設定と色使いは、フランス好きを狂気させる。出てくる妖怪めいた登場「人物」たちがスターウォーズのそれと似ているのご愛嬌。

 チャップリンがヒットラーを射抜いたように、ベッソンにも挑戦してほしい。

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