忙しなく 吹き殴る風 森入れば ほっと一息 音 別世界
コバンソウ
何も考えなくても自然とランニングの足が向く場所があるのは幸せなことだ。行く場所自体の選定にストレスがないということは、出かける際のストレスのほとんどがないということに通じる。
一時期何人もの友人にランニングしてみたらと勧めてみたことがあった。私も勧められたことがきっかけだったから。ところが返ってきた言葉は、ほぼ同じで結構意外なものだった。つまり近場に走るところがない、ということだった。都会に住んでいる友人は、想定できるコースはやたらと信号が多くて走る気になれないといい、田舎に住んでいる友人は、畦道くらいしか走るところがなく、そこは走りにくいといった。
そういうやりとりを経ると、結構自分の置かれている環境は好ましいものかもしれないと思えるようになってきた。東に200メートル行けば、ボラがゆったり遊泳し、水鳥が遊ぶ川があり、南に300メートル行けばそこそこ大きな漁港がある。南東に500メートル行けば、樹木の生い茂った中に遊歩道があり、その先には水鳥の楽園とも言える池がある。南西に1キロ弱行けば、波の押し寄せる浜辺があり、その先には松の木と大橋の舞子公園が控えている。途中にはちょうどいい規模のアウトレットがある。
人とあまり出会いたくない時には南東に向かい、海に親しみたい時には南西に向かう。
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