群れ騒ぐ 老女ばかりと 思いしが 老爺負けじと 木の下(このもと)駄弁る
モッコクモドキ
野太い声で毎日のように駄弁りながら歩いたり、木の下のベンチで憩ってる70代の男性たち。女性たちの集団のように話が弾んでいないような感じなのだ。女性たちの話が弾んでいるように見えるのは、これはこれで曲者だ。後で聞いてみると全く話が弾んでなかったという回答が来ることが少なくない。
ところで男たちの話に戻すと、男だけのグループと一人の女性が混じっているグループがある。後者については、誰かの奥さんという可能性があるが、見立てはノーだ。どうもいつも話の中心にいて、しかも立ち位置も中心なのだ。女王様然としている。前者についていうと存在自体に華がない。つまり楽しそうではない。来月には存在していないかもしれない。
一方で一人で黙々と体を鍛えている御仁がいる。以前はランニングをしていたが、最近はもっぱら競歩のようだ。そのウエアが凝っていて、時たま目が点になることもある。ある時腕の下に羽根のようなものがついていて、これは舞台衣装かと思ったほどだった。ご当人も問題点を理解したらしく、その衣装は1日限りで終わった。鍛錬の効果があって、体脂肪率はシングルだとお見受けしている。
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