拒んだは 何に拘り そうさせた 見えるものか そうでないものか
「ダイイング・アイ」という日本の連続ドラマを観た。死亡する直前に発する目力には特別なものがあるという話。東野圭吾の原作らしい。奇想天外な筋書きのためなら無理は承知っていう作品。発行部数100万部を超えたというから言葉がない。ドラマ自体は、生瀬勝久くらいがリアリティを感じる。
一方NUMBERS~天才数学者の事件ファイル〜はアメリカのテレビドラマシリーズ。数学を使い難解事件を解明するという触れ込み。いかに現代社会が数学を基礎に成り立っているかを毎回教えてくれる。例えば車の電子ロック。実は全てのキーは同じ周波数が使われている。スイッチオンするとそのあたりの車のロックが全て解除されてしまわないかと心配になるが、そうはならない。その都度自動的に発信内容を変えているらしい。そうなると受け手の方が対応できないのではと思うが、あるアルゴニズムによってうまく処理されている。毎回この種の知見が数種紹介される。しかも事件解明にとって必要な場面で。いかに力の入った脚本であるかが解ろうというものだ。登場人物の造形にも苦心の跡が読み取れ、大満足の仕上がりになっている。
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