昼の前 さっと鎮まる 蝉の声 風のみ通る 呆けた世界 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 8月 04, 2022 さっきまで轟々と鳴いていた蝉の声が、気がついたら全く存在しなくなっていた。こんなに生きてきて知らなかった。 よく聴いてみると、時たま鳴き出しそうになる蝉がいるが、周りの空気を察して尻すぼみに大人しくなってしまう。 甲子園球場の応援に似ている。どんちゃかどんちゃかやっているが、一瞬全くの静寂が訪れることがある。これは意識的に設定していることだが、蝉の方はどうだろう。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
三首 1月 30, 2025 ひたすらに 探し求める それは何 時の刻みや 常に在るもの 今こそ 時の刻みの 核心にて 後も先も 要は虚像なり 愛される 愛する 同義 人の知る 愛さない人 愛されはしない 続きを読む
3 poems 7月 24, 2025 初めてか 蝉のいない夏 出損なう 地中の鳴き虫 戸惑いのとき 地上には 蝉のない夏 地中には ただ待ち続け 思案顔彼ら 鳴けなくて 戸惑い悩む 今夏蝉 来夏を待つや 野垂れ死ぬや 続きを読む
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