マーロウ君 清々しかったよ 君の想い 何にも敗けず 突き進んだね

 



 「長いお別れ」53章のうち好きなのは13章だ。ホテルで出版社の代表と待ち合わせのために待っていたマーロウ君。何気なく周りに視線を走らせていたうちに一人の女性に目が止まる。その記述に2ペイジ半を費やす。その後待ち合わせ相手と面談している最中に、口を挟んできたのが彼女なのだ。初めて読んだときなんと斬新なんだろうと思い、読むたびに同じ思いを抱いている。テーマは男の友情。何にも怯まないその姿勢は驚異であり憧れであり、崇敬ですらある。


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