棋譜浮かぶ 頭の中の 大激戦 王将争う 怜悧と望洋

      音符模様 マガモが描く 冬の川 ススキの観客 ウエーブして
 

  羽生さんが四段だった頃、盤上には人生が現れるなどとほざいて若手の棋士を揶揄するようなベテランが少なくなかった。所詮ゲームじゃないかという声は少なく、我々はケムに巻かれていたのだった。それをスッパリと切り裂いていったのが羽生さんだった。
 女漁りの棋士や空咳長ネクタイの近所迷惑元神童棋士や色ボケの突撃棋士などを極めてクールに始末していったのだ。
 ところで藤井君はどんな役回りを担っているのだろうか。将棋界の仲良しクラブ化を払拭しようとしているのは理解できる。彼はまさにガチンコなのだ。でもそれだけだろうか。
 師匠と喧伝される人物から何も期待できないことははっきりしているが、それを嘆く必要もない。羽生さんから師匠の影を感じたことはほとんどない。

コメント

このブログの人気の投稿

挨拶ハガキ

捨てるに捨てられない