脳内を 隅々探す 忘れられた 遠い虚しさ あの恥ずかしさ

                8日・カラタチ・平磯緑地

 ある種の感情の記憶は、覆い隠される。そしてそのほとんどは忘れ去られる。忘れ去られることを望みながら、ほんの少しかもしれないがその記憶を保存しておきたいとも思っている。そんな感情を文字にするのは、こんな微妙な状況にはそぐわないとも考えられる。ありきたりな損得勘定を超えたところに、営みとして価値のある「文学」がある。

       

コメント

このブログの人気の投稿

挨拶ハガキ

捨てるに捨てられない