起きがけに 浴槽鎮座 暝黙す ほんの少しずつ 覚醒し行く

              シャリンバイ・平磯緑地・15日
 

 著者はなんやかや言いたい。「魔の山」の中のゴタク。「習慣とは、時間感覚の麻痺を意味する。あるいは少なくともその弛緩を意味する。青春期の歩みが比較的ゆっくりとしているのに、それ以後の年月が次第にせわしい急ぎ足で流れすぎていくのも、この習慣というものに原因があるに違いない。新しい習慣を持つことや習慣を変えることなどが、生命力を維持し、時間的感覚を新鮮なものにし、時間の体験を若返らせ強め伸ばすということ、それがまた生活感情全体の更新を可能にする唯一の手段であることをわれわれは心得ている。」

 肉体的にはそうかもしれない。ランニングも同じように続けていると効果が薄れるから。

コメント

このブログの人気の投稿

挨拶ハガキ

捨てるに捨てられない