この日生く 驕り高ぶる日 死望んだ日 淡く漂う日 息引き取る日
ロサペンデュリナ・平磯事務所前
営々と続く生命に目的はあるのだろうか。恐竜が跋扈していたのは1億6000万年間。それに比べて二桁落ちた600万年にすぎない人類とはいえ、我々の前には30万世代の先祖がいる。そのうち歴史っぽく語られうるのは5000年。0・08パーセント。農耕が始まって1万2000年。人類はそのほとんどを、採集と狩猟で凌いできた。本来危険のない採集もどんどん危険なことになってくる。取れるところを取り尽くしたら、あとは今まで取れなかったところにチャレンジする以外にない。狩猟は本来とても危険なもの。いろんな問題を解決するはずの農耕も悩みは尽きなかった。病虫害、災害。そして人間同士の争い。難題はいつも人間の克服目的として生まれ、潰え去っていった。そして今も新たな難題が目白押しだ。
この過程は永遠に続くようにも思える。
この過程に一体何が潜んでいるのか。
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