つばくろが トンボの中を 交差する 梅雨明け虫の 穴から這い出し



 燕が軒下に潜り込む。巣でもあるのだろうと覗き込むと、そこにあったのはドギマギしている燕の姿。巣を見間違うことがあるのだろうかと思うが、人様だってうっかりすることは珍しくもない。「失われた時を求めて」第1巻は、とてつもなく鬱陶しくて大いに閉口したが、第2巻はすっかり様相が変わった。主に取り上げられているスワンにはとても親近感を感じた次第。

 

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