むしゃくしゃ 石投げ虐め 終わると 近づく犬 癒しペロペロ


  

 隣地が再開発中だ。その昔大きな市場があった。そこに鯨肉専門店があった。昭和の匂いがする。そこに毎週自転車に乗って鯨肉のブロックを買いに通った。飼い犬の食事用だ。帰り道は坂道を歩いて登ることになる。 鯨肉を細切れにして鍋で煮る。それに醤油などで味付けをして、その後ご飯を入れて炊く。飼い犬の前に置いて覚ます。温かいものを食べさせると人を噛むと言われていた。「待て」と命じる。

 命じておいてその場を離れるのが格好いいのだが、どうも一つ信じきれない。そこで共に冷めるのを待つことになる。涎を垂らし始める。

 こんなことをずっとやっていた。

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