癌になる 煙突のよに 煙吐き 何故に忙しく 走り抜けるや
友人が肺がんになったと別の友人が伝えてきた。それで別の別の友人にそのことを伝えた。後で分かったことであったが、それは最近のことではなく、1年ほど前のことらしい。ところでこれで友人の発癌患者は二人になった。
毎日毎日何千個ものがん細胞が生まれている。毎日毎日何兆個(単位は怪しい。)もの膨大な数の細胞の転写(コピー)が行われるのだから一定数のコピーミスは仕方がない。この何千ものがん細胞を撃退するのが何段階にも設置された免疫システムだ。癌は生じないように祈るのではなく、免疫システムにひたすら頑張ってもらうより仕方がない運命だ。
この免疫システムは、体温摂氏35度台で最も活動が鈍る。もっとも生体としてはこれ以下の体温は考えにくい。そこで体温を上げることが求められる。
まず思いつくのは、熱いものを飲む、風呂に入る、栄養のある食事を取る、そして筋肉を増やす。
これ以外にも免疫システムを円滑に機能させるメカニズムが考えられる。心穏やかに悲観的にならずに過ごすこともそうかもしれない。
宗教という人間の知恵に親和性を帯びてくる。
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