第2局を制す

 

 竜王戦第2局二日目は、起伏の少ない盤上のように見えたが、藤井竜王の玉は結構危うかった。それにしても伊藤七段は華の少ない人だ。くすんだような印象しか残らない。気の毒なことだ。

 この日目を引いたのは解説の鈴木大介九段だろう。多弁で、超へり下りタイプ。一切自らの自慢らしいことには触れない。知らない人が聞いていたら本当に才能に恵まれない人だと思い込むことだろう。その代わり他人は褒めまくる。「こんな難解な筋は郷田九段しか解けないだろう。」とか。

 どこにでも光る場所はあるものだ。


      



          真ん中で 傍若無人 見繕い 人の気配で 猫さっと去る

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