すごいジャーナリスト








背の高い 尖り帽子の 黄色花 風に傾いで 人に添うかや




 

 



 ガザに国境なき医師団のメンバーがいる。彼女と話したジャーナリストの話。彼女は電話か無線で、家族がいるならここへ来ては行けないと悲痛な声で叫んでいた。そのジャーナリストは、その言に従ったのであろう、その音声テープと共に東京にいる。来ては行けないと言われて、素直に従い、そんなテープ抱えてテレビに出演している報道ジャーナリストっている?イロハを教えてやろう。近辺にいてその空気でも体感していろ。

 現地からの報道を見ていると、カイロかもしくはエルサレムから、ガザ近くでもあの向こうがガザですという感じの「現場」からに過ぎず、今までと同じずっとずっと「現場」にはなぜかいなくて、近くの安全な大都会からだけの報道。

 現地の人の塗炭の苦しみは彼らからは伝わらず、外国通信社経由でしか伝わらない。こんな情報は経由すればするほど綺麗に化粧される。

 ガザに来てはいけない、と言われたことだけを伝えにくるジャーナリスト。


 

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