保守とリベラルの判定基準



 

 自分は保守なのかリベラルなのか、その判断ツールを考えた。「あなたは夫婦別姓に賛成ですか、反対ですか。」

 賛成する意見としては、別姓にしたいと言う人がいて、そしてそうしたからといって別段自分に不利益が生じるわけがない。だから認めてあげていいと言うことになる。

 一方、別姓を認めると、誰と誰が家族か識別が困難になり、要は家族制度が崩れる。家族制度は世の中の秩序の根幹であり、家族制度が崩れることは誰にも大きな損害を生じる可能性がある。だから反対となる。

 他人に迷惑をかけない限り各人は自分の好きなように生きればいいと言うのが、賛成論の根本理念だ。

 一方反対論は、個人が全く社会に影響を与えることなく生きていくことは難しく、個人の自由も、社会の直接及び間接被害が生じない範囲で認められるとする。

 つまり自由の範囲が狭いのが保守で、広いのがリベラルとなる。


      



       旅先で 病に倒れ 床に臥す 夢は浜辺を 赤子と戯れ

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