棋王戦第2局

 

 前回持将棋となり、形式的には第2局だが実質的には第1局。午前午後と終始挑戦者伊藤七段の評価値が藤井八冠を上回っていたが、午後4時40分挑戦者の9五龍引きが転換手で、藤井八冠の評価値が43から59になり、形勢が逆転した。それ以降は藤井八冠の独壇場で危なげなく攻め切った。一方伊藤七段はどうしようもない窮地に陥り寂寥感さえ漂わすに至った。勝負の厳しさ、どうしようもない敗者の悲しみが会場を覆った。


   勝ち続け 先に在るもの 臨めるや 栄華の極み 枯れ野の佇み





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