二重基準

 

 最近ローマ法王がウクライナ戦争について発言した。中身はともかく、このことで忘れ去られていた問題が蘇ってきた。「二重基準」問題だ。アメリカの大統領でカソリックなのは二人しかいない。ケネディとバイデンだ。ケネディが史上初のカソリックの大統領になるかもしれなかった候補の時この問題が持ち上がった。大統領になった時、国民に従うべきかローマ法皇に従うべきか、という問題だ。

 問題のありかはそれなりに議論にはなりうるなだろうが、第一感は、そりゃ違うだろう。対立概念は、法皇と国民じゃなくて、神と国民だろう、と。教えはともかく時間が経つと共にこねくり回すのが常だろう。そんなこねくり回し役を、誰が崇めるんだ。


      久しぶり 駆けて爽快 違う世界 障りのおかげ いつも思えれば




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