暴君

 

 アメリカの内向き思考は伝統に根ざした十分批判に耐えうる政策のようだ。いいこともしなければ悪いこともしないと云うわけだ。あの男の政策は概ねこれに則っている。しかし問題なのはその先のビジョンが全くないことだ。例えば温暖化対策だが、この男に絡むと問題が非常に矮小化される。世界中の気候変動なんか目になく、炭鉱労働者が仕事を失うと云う一点からだけ、温暖化対策は必要ないという。その場その場で自分に都合のいい理屈を寄せ集めてくる。もちろんそんな考え方は破綻するが、この男には反省も後悔もない。


     違和感を 言葉に出来ぬ もどかしさ そこを詰めれば 異なる世界






コメント

このブログの人気の投稿

挨拶ハガキ

捨てるに捨てられない