あの頃
政権末期暴君は何をするかわからないと恐れられていた。具体的な危険は二つあった。核のボタンを後先なきに押そうとすることと理由はなんでもよくて中国と武力衝突を引き起こすことだった。ふたつを担っているのは軍だ。統合参謀本部の議長は二つのことをしたと指摘されている。一つめは対内的に、核ボタンのゴー指令が出たらすぐに知らせろと。その後どうするのかは不明だ。はっきりしているのは軍人は合衆国憲法にのみ従うことだ。ふたつめは、軍同士のホットラインを通じて、事態を説明し、攻撃があったら知らせるから過剰反応は慎んでほしいと。
暴君は去ったとしてこの話は明らかにされた。そして想定外の復帰が囁かれている。議長の行為は国家反逆罪に問われるかもしれない。
あちこちに 頭ぶつけて 思い知る ぶつけない子の 先行き案ず
コメント
コメントを投稿