高知行き

 

 高知に行き始めて50年以上が経つ。年に一度か二度は訪れているだろうから、累計するとかなりの回数を数えそううだ。そんなにいい街かと訝しげに聞く無遠慮な輩も正直言えば少なくはない。

 その都度その都度よく通っているなと云う街はあった。例えば京都だろう。100回行こうと決めたことがあったから、これも累計すると数百回と云うことになりそうだ。しかしこれも一定の時期だけのことだ。

 50年以上にわたってしみじみ愛着を育んできた街は高知以外にはない。

 今年も5月に行くことになった。


      誰もあらず 薄暗い闇 風もなく 時も動かず 深奥の世界





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