鬱陶しい
藤井君と大谷君がスッキリしない状況にある。藤井君は昨日叡王戦で第3局を失い、タイトル戦で初めて連敗し、負け越した。八巻を維持し続けるのは無理がある。こんな「叡王」なんてどこから生まれたのか定かでないタイトル戦はほっぽりだすのも一策ではある。ただ合理的なマネージメントがいかにそうであれ、勝負師としてはこのまま看過はできないだろう。負けて泣きじゃくった時を思い出して、次は完膚なきまでに撃破することを祈っている。
大谷君は昨日は出場しなかった。最近のぱっと晴れない状況を反映したような巡り合わせと言いたい。悪いことが続いた。ベンチでホッとできる間を失ったことが大きいかもしれない。でもテレビを見ていると、そんな間を持っている人の方が少ないように見える。エンジェルス時代は何もかもがぬるま湯だった。ごく当たり前の状況の中で輝いてほしい。
この二人は似ている。真摯で直向きだ。
目の当たり 一葉落ちて 音のした? 湿り野進む 誰かが見てる
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