職員組合

 

 職員組合が知事に辞職を勧告した。随分気の早いことだ。本来ならこの段階では真相の一層の究明を求める程度だろう。

 可能性は二つ。一つは心底辞めてほしいと思っていて、図らずも突っ走った。もう一つは、糾弾する材料はいくらでもあるぞと匂わせた。

 一方知事としては、まず時間稼ぎ。事態を沈静化したいはず、そのうちに味方が現れるのを待つ戦略。

 対立の構図としては、いわゆる守旧派(官僚組織)と改革派(落下傘部隊)の戦いとなる。

 一般的な流れとしては、改革派なのだが、実際の世界では、登場人物の個性が大きく作用する。線の細い、ケチな小物の改革派がぶっ壊れそう。


       


      まだ蝉の 声聞かざれば この暑さ 一つ迫らず 早よ早よおいで


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