試合の片隅で

 

 21日のドジャースvsロッキーズ戦7回裏ドジャースの攻撃。一塁にエドマン。バッターは大谷。4、5球目だったと思う。甘い真ん中低めのストライクを大谷が見逃した。この瞬間大谷ファンんはすべからく。「えっ」と驚いたはずだ。

 そしてその間にエドマンが盗塁したことを知って、全てを了解した。エドマンが好スタートを切ったことを見た大谷は、瞬時に彼の盗塁の成功を見通し、邪魔しないと決めたのだ。

 セオリー的には誉められた行為とは言い難い。大谷が打っていればヒットエンドランとなり、状況はチームに良くなっていた可能性が大きい。

 でもそんなことはいいのだ。大谷が良かれと判断し、それを素直に実行した。大谷ファンは、彼がホームランを打つとか、チームが勝つとかではなく、彼が行ったこと、行おうとしたことがただ好きなのだ。


      爺さんは 意地汚いと 婆さんは 小うるさいと 時代が作った

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