三首



      優しげな 陽射しや 潜む虫の音 思いの丈の 及ぶを知れよ 


      自らを ムイシュキンと 擬えし あの日の孤独 後になりてこそ


      立ち止まる 風が冷たい 沖見れば 陽照らす水面 永遠の揺らぎ

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