三首 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 10月 30, 2024 森湿れば あっという間に きのこ出ず 薄白の奇態 足蹴に崩る 嫌われる 泡立草は 優美にして 自らの毒 回りて果てぬ 下げ時を 常に見越して 身構える 悪運いかに いなすか勝負 続きを読む
1000回目のブログ 三首 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 10月 27, 2024 所在なき 森の野猫 餌やり人 数多にして トレイ散乱 半世紀 思い返すか 恥ずかしさ つい昨日のよに 旭屋茶店 秋の日に 大谷跳ね 御室で 竜王勝った 全て満たされ 続きを読む
三首 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 10月 24, 2024 定食屋 カキフライ見つけ 飛び込めば 素朴な風味 口中に満つ 突然に 襲う不幸に ただ打たれ 恐れ慄き 気付く冷眼 轟音の 空に響きて 圧倒さる かくも巨大な ものの浮くかや 続きを読む
三首 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 10月 21, 2024 風越えて 森に入れば ムッとする 生の猥雑 包み愛おし 友ありて あれ程親しみ 幾星霜 これ程疎遠 違和感のなし 誠意持て 事あるごとに 自覚する 気づけばいつも 修羅の世界 続きを読む
三首 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 10月 18, 2024 懐かしき 稀な雨粒 優しげに 鋪道湿らせ セピアの世界 口癖は 隠れたこころ 曝け出し 埋もれた記憶 また色を塗る その時が いかに貴重か その時に しみじみ感じ どうしようにも 続きを読む
三首 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 10月 15, 2024 優しげな 陽射しや 潜む虫の音 思いの丈の 及ぶを知れよ 自らを ムイシュキンと 擬えし あの日の孤独 後になりてこそ 立ち止まる 風が冷たい 沖見れば 陽照らす水面 永遠の揺らぎ 続きを読む
三首 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 10月 13, 2024 鳩一羽 車道啄む 秋初め 嫌いな奴だが まあ健気かな 頃合いは そうかも知れぬ 秋気配 汗ばむシャツ 風に冷たし 鎮む秋 時の止まった 午下り 何故かと思わず 好みで選べ 続きを読む