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7月, 2024の投稿を表示しています

藤井七冠 王位制す

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   緊迫の王位戦第3局二日目夕刻だった。評価値が目まぐるしく入れ替わり目が話せない。文字通り一手も間違うことができない状況下だ。偶に光る手を見せつつも全般的に閉塞感に覆われた藤井七冠。一体どうしたのだろうか。  だが今棋譜を振り返ってみたが、凄まじい手順だった。脱帽。                 乱舞する謎の昆虫?蛾?7月31日平磯緑地        誰が何時 気がつくのか 無理だな 答えそのもの それ自体ない

藤井七冠 不調

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   王位戦第3局が昨日からじ始まった。藤井を覆う暗雲は解けず重苦しい雰囲気を纏っている。何が原因なのか、どうすればこの危機を乗り切れるのか。本人しかわからないし、本人にしかできない。                忙しなく 生き急かすよに 煽り立つ 日限切られ 燃え尽きねばと

昆虫は元気

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           焼けた芝 踏み締め行けば ヒュコヒョコ バッタ伴走 調子者これ

3 body(三体)

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  表題のSF ドラマを見た。中国の匂いが強い。ヒロインもヒーローもそうかも。文化大革命を否定的に捉えているところなどは、欧米の観客の心情を慮っているように見える。かといって反体制的とは決して言えない。天安門に触れることは一切ない。  ベストセラー小説が元になっているようだ。さもありなんと思わせる。気の利いたセリフ、収まりのいいセッティング、御涙頂戴も忘れない。欧米人の心情がすっかり分析され尽くして、それに見合ったような調理がなされている。  日本といえば、侵略者予定者の使いの女性が忍者風で背中に日本刀を背負っているくらいで、ほとんど歯牙にもかけられていないのがまあある意味心地よい。  昨夜三十話のうちの八話を見たが、さて続くだろうか。問題は何に感情移入すればいいか定かでない。        木漏れ日の マダラ模様が 蠱惑的 アスファルト背に 醸す幻

映画ドッグマン

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   感動作。  壮絶な人生。切ない人生。バイオレンス。そしてドッグ。テンポよく流れる筋書きに、観客は整理もできず、ただえも言えぬ魅力に取り憑かれていく。  犬との実体験を彷彿とさせる部分んも少なくない。犬によって癒された人生は非常に説得力がある。             旅先の 躊躇の想い 繰り返し 幾度繰り返す 夢想の戯れ  

東北から

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   東北から大雨・洪水の知らせがひっきりなしだ。『記録的」という表現の中に異常性が秘められている。感覚的に知っている知見は役に立たないかも、との警句が感じられる。温暖化に答えを求めればいいのか、曖昧さが払拭できない。          夏炎天 森独り占め 吹かぬ風 進まぬときに 気のみ飛翔す

過酷な季節は神経も鋭敏

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                      ふとの間に 頭占む憶い 癒されぬ 痛ぶっては サッと去りゆく

カラスウリの日

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                  トウカラスウリ 比較的凌ぎやすい日。どこからも災害の報もなければ、これと言ったトピックもなし。 これでもか これでもかとぞ 鳴き募る 耳にギンギン 他の音は消え    

痛いほどの暑さ

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   息もしづらいほどの暑さが毎日のように続いている。こんな時何で?ということが起こる。東海道新幹線が一昨日終日止まったのだ。詳細は不明だが修理車両の衝突事故らしい。修理する前に事故とは何ともいわく言いがたし。      ジージーと 聴けば心の 落ち着いて 遠き昔の 行き違い想う

深刻な問題

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   バイデンが大統領選挙からと突如撤退した。これが当然と思われるのであればあるだけ、疑問と疑念が浮かび上がるのだ。バイデンの認知力欠如が劇的に露見したのは、トランプとの討論会の席であった。そしてそれは大統領候補を辞退するとかしないとかの問題を生むだけのものではなく、むしろ、大統領として真っ当に機能できているのか否か、そしてそれはいつ頃からなのかという問題なのである。  公平な第三者たるべきハー特別検察官がかなり以前に、バイデンの認知能力欠如を指摘していた。そしてバイデンの周りのホワイトハウス関係者や家族がそれを隠蔽してきたのではないか。バイデンが愛すべき人であるか否かの問題ではなく、むしろ冷徹に国家は客観的に万全として運営されているかという問題である。それは辞退した後の現状においても、バイデンはこの今アメリカを合理的に運営できているかという問題である。  認知能力の欠如著しい人間に核のボタンをはじめとした、国家の命運を委ねていいのか。  バイデンの立候補辞退は大変な問題を招いた。

盛り

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         束の間の 見え切り過ぎ 苦行僧 長き地中経て 鳴きまくった日々

共鳴する

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        炎天下 森に中歩く 静寂が 蠢(うごめ)いている ジーンと底から

システム障害

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   昨日は全世界レベルでシステム障害が発生した。日本の航空会社、豪州の銀行、世界中のウィンドーズPC。実態が掴めないだけに不安気分も半端ない。電力会社や水道事業が攻撃されたらと考えたら・・。誰かが考えてくれていると思おう。            懐かしき 蝉律儀に 鳴き 止み その間の風 暖かくも

退場

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   今は、サルスベリ、ムクゲ、キョウチクトウ、アベリアくらいかな。定番だ。昨日藤井竜王は、久しぶりに完敗した。王位戦第二局。これで有馬に来ることになった。知事の問題は、告発を受けた当事者が、私情に負けて、手続きも踏まず自らバッサリやっちゃった。「退場!」    サルスベリ 滑らず止まって ひと鳴きす 少し揺れるが 見よ蝉の一途

梅雨去り

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            蝉の声 ホッとして聴き 改めて 天変地変 頭の隅に

夏だなー

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     カンカンと 思い出したよに 照り付ける 黄色はキイロ 緑は燃え立つ  

蝉声

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                 初めての 蝉声弾け 梅雨明けを いかにて知るや ヤフーも知るや

銃撃

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     トランプ銃撃について、選挙戦にプラスになるかもしれないとかの類の発言が攻撃に晒されている。地政学的な見方に慣れた政治的な見方に過ぎないが、どっこいいつもの手があったのだ。人の命を何だと思ってるんだという、といういつもの手。言ってる方も気恥ずかしいような、言い続ければ酔うような感覚を自覚していることだろう。  違和感が一つ。銃撃したと思われる人物をセキュリティサービスが射殺したという事実だ。射殺する合理的な理由は少ない。 犯行の実態は闇に消えた。                      キョウチクトウ         ツバクロが トンボの中を 交差する 梅雨明け虫の ヤレ這い出して

副知事涙の会見 辞職

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   副知事だと言う人間が突如会見し、泣き、辞職。人前で泣く。醜い浪曲師のようであった。整理すると、多くの人はこの人を知らない。副知事らしいが、なぜ記者会見するのか、なぜ泣くのか。我々はこの人に何も求めてはいない。県政の混乱を招いたことが辞職の原因らしいが、パワハラの被害者に理事者側の人間としてお詫びがないのが、この人には何の不思議もないようだ。個人的な発想で、人泣きして去って行った。さようなら。             鳴き始め 蝉のいたこと 思い出し 梅雨が去って スイッチ入り

ピカピカの1年生

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 ピカピカの1年生になったら友達百人できるかなーという歌詞に文句をつけてる人がいた。友達っていうものは一人か二人いればいいもので、多ければ多いほどいいというのはおかしいというわけだ。作った人は綺麗事を並べただけだろうが、その綺麗事に意義ありって感じだ。現実にはあり得ないことを理想として歌い上げる。感受性の欠如だ。  それにしてもふと思ったのは農耕的という言葉だ。治山にしろ治水にしろ多くの人力を要する。協力しなければやっていけない。一方狩猟的というのは、獲物を争わないためにできるだけ近くに人がいない方がいい。  そんな過去のことを言っても?問題はこうだ。99%以上狩猟的に過ごしてきた人類は、ほんの少し前に農耕的になったに過ぎない。例えば肥満はこの事実に起因するし、その他のことも同じように影響を受けているかもしれない。        ボール投げ 追いつく犬 誇らしげ もっともっとと 追っかけばか

夏は夏 梅雨は梅雨

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     昨日将棋を指していたら妙なる美声が朗々と歌っているのが聞こえてきた。相手にその旨を伝えたが、関心のなさそうな反応が返ってきた。子供が二人も芸術の道に進んでいるのに、関心があったのは経済的に報われないと言う方面だけだった。  かねて自ら発信力が乏しいと自己評価していた。付き合いの面で誘われることばかりで誘うことがないのが念頭にあった。私としてはそのような周辺領域のことではなく、感受性の問題として捉えるべきではないかと認識していて、今度話してやろうと言う矢先に認知症になり、結局今日に至るまで口にしていない。  ただ療養生活をしていた共通の友人を慰めてやろうと誘ってきたのは、実は彼であって、これが結局現在彼を慰問し続けている原動力になっていると思われる。  夏は人恋しいように、雨は気持ちを振り変えさせる。               「もうだめだ」 これはマジない 「これで終わり」            見極めつけて 終わりぐらいは

職員組合

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   職員組合が知事に辞職を勧告した。随分気の早いことだ。本来ならこの段階では真相の一層の究明を求める程度だろう。  可能性は二つ。一つは心底辞めてほしいと思っていて、図らずも突っ走った。もう一つは、糾弾する材料はいくらでもあるぞと匂わせた。  一方知事としては、まず時間稼ぎ。事態を沈静化したいはず、そのうちに味方が現れるのを待つ戦略。  対立の構図としては、いわゆる守旧派(官僚組織)と改革派(落下傘部隊)の戦いとなる。  一般的な流れとしては、改革派なのだが、実際の世界では、登場人物の個性が大きく作用する。線の細い、ケチな小物の改革派がぶっ壊れそう。                まだ蝉の 声聞かざれば この暑さ 一つ迫らず 早よ早よおいで

飽きはまだ。

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   話す人ごとに、今年の暑さは格別ですねって言う。まだ梅雨も終わっていない7月の上旬なのに、と言う気持ちが見える。この分で行くと8月はどうなるんでしょう、と言う恐れも若干読み取れる。まあ大丈夫ですよ、年寄りは感覚が鈍っているから、とは口には出さない。毎日熱中症で搬送されるニュースが流れる。飽きないものだ。                          ベニバナセンブリ              友がいない 訴えるおじ 憔悴す 理由は分かれど 何を今更

ムクゲ

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   まだ蝉の声を聞かない。昨日も耳を凝らしたが・・・そしたら偶然ムクゲを見つけた。いつもは立ち入らない場所だった。                                                   構えずに 戦車の前 憶えてるよ 残った人の 歴史だけなんて

王位戦第1局差し直し局

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   最終盤藤井君の評価値がずっと1%を示し、ご当人も悟り切ったように、静かにお茶を飲んでいた。飲み終えたら静かに最後の宣言を行うのではと誰もが思った。しかしAIもそれほどでもないのだ、0%を示されながら勝利したと言う例もあったようだ。  そしてこの夜も同じことが待っていようとは。渡辺9段が金3枚銀1枚桂馬1枚を持って詰ましにかかる。藤井君の迎手に最善手とは言えない手も紛れ込む。それは渡辺9段とて同じだ。対局開始から12時間以上経過している。焦りと疲れが双方の手を狂わせる。そして渡辺9段の手が止まり、全てが終わった。投了した。  投了後高見泰地7段の見せた歪んだ醜い顔貌が印象的で、この人は一体何を表現したかったのだろう。藤井君の勝利に好意的ではなかったことだけはその映像からはっきり読み取れた。せっかくの熱戦をよくも愚弄してくれた。      夏がそこ 木漏れ日鮮やか メリハリ付き 耳底潜む 単調リズム

最高気温が続いてる

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                                                                 クチナシ  トランプをはじめ、プーチン、習近平、金正恩、ネタニヤフ・・・こう胡散臭い登場人物が続くと暗澹とした気持ちにならざるを得ない。共通しているのは何だろうか、血生臭さか、人権無視の強引さか?多分かような総括は間違っていると思われる。共通しているのは権力の近くにいることだ。それなら他にもたくさん人がいる。その人たちも同類なのか。その方向が宜しかろうと、     雨の日は シングルモルト 飲みたいと タバコがあれば あとはチェイサー  

三井アウトレットパーク

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    三井アウトレットパークポルトバザールの建て替えが終わり、11月に営業が再開されるようで、出店者が公表された。成城石井が来るのは好ましいが、目玉はそれくらいか?寂しい。あとは概ね従前の出店者が継続営業に至るようだ。レストラン街は概してうまく行っていなかった印象で、これを機に一新してほしい。散歩コースが一つ減って物足りなかったが、これで一安心。                 会う場面 想像できない 謝るか それとも逆か 時がぼやかす

湿度70%

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   湿度が70%を越える日も珍しくない。1時間も歩けば汗びっしょりで、Tシャツも一人では脱げないこともある。そして木々がことのほか喜んでいる。降り過ぎたと思われる日の翌日には、馬鹿でかいキノコまで出来する有様である。森の小道も盗人萩が覆ってきて歩きづらい。 あの頃は いろんなことの あり過ぎて 整理付かぬまま 次の舞台に

新紙幣交換行列

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   何の行列かと思ったら新紙幣を求めるものだった、あまりのことに呆れて物も言えない。あんな物早く仕入れて何の価値があるのだろう。  さて人の感性は様々で、そんな感性を理解できないのはやはり歳が言ったせいもあるかも。 それにしても渋沢栄一って人選も古臭くない?大谷君や藤井君ならどうだろう。でも生きてる人は嫌だろうね。それじゃ死んだ人って言うなら麻原なんかどうだろうと言ったら、誰も持ちたがらないって。またお札に印刷された数字がアンバランスに大きくて、オモチャの紙幣みたいだった。                  各々が 勝手に描く 死のイメージ 見聞きした者 古今なければ

バイデンの戦略

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   先日の討論会以降、バイデンの老いが印象的で、彼ではダメだとのムードが広まっているように見える。それを踏まえてどうすべきかという議論が巻き起こり、混乱は避けられず、第三者に差し替えられても、結局選挙も負けるという見立てが穏当とされている。  ところでバイデンの言い分はというと、自分は老いてないということ以外には、他の候補では惨敗するだろう、自分以上に。バイデンは老いを感じていると思われる。しかしトランプに勝てる可能性が一番高いのは残念ながら自分であると適切に判断している。  バイデンが出馬しトランプと対決する。  老いは弱みだが、すでに織り込み済みだ。バイデンの戦略はこうだ。自分は老いているが、足りない分はチームで補う。一期目と同じように。こんな自分よりこんな悪人に国家を引き渡していいのか。つまり老いか悪かの二者択一を迫ることだ。  最終的にどうなるかより、まずあなたならどうするかを訴えるべきだろう。                                                      そのうちに 夫婦歩く道 一人となり 一人の良さ しみじみ探す  

スキャンダルなら男の勲章

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   大統領経験者として初めて有罪判決を受けた人物が、次の大統領選挙の支持を広げているらしい。過去の元職は国父としての扱いを自他共に認めていたはずであった。 ただその職にあるものが必ずしも人格的に問題がないわけではないことをニクソンが教えてくれていた。  ニクソンといえば、その最初の記憶は遠くに遡る。アメリカだったか、ソ連だったかで、時の権力者フルシチョフとやり合ったことがあって、それまで影の薄かったニクソンが脚光を浴びたのだった。しかし。陽の人ケネディに蹴散らされ、先はないと思われていた。ところが、突拍子もないことが出来し、再び表舞台に出てきた。しかしそれは蔑みを受けるために設えた罠のようなものだった。  こう見るとスキャンダラス塗れの男がこの先安穏とした人生を送れるか、ノーに賭けたいね。 西の辺り 大雨なりと 報じられ 被災に姿 繰り返さる